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こんにちは!
管理栄養士🥗の横田です🌸
紅葉の美しい季節となりましたが、皆さん、お元気でしょうか?
「歯」と「栄養」に焦点を当てた記事を書いていきます!10月分が遅れてしまい、申し訳ありませんでした…。
突然ですが、皆さん、お食事のときに噛むことを意識していますか?
お子さんがいらっしゃる方は一緒にお食事するときに気にしたことはありますか?
「噛む」ということが大事だということは聞いたことがある方も多いと思いますが、なぜ大事なのでしょうか?
人類の歴史からみると樹上の木の実(果実)や昆虫を食していた頃と比べ、現代の食事は柔らかいものばかりです。
必然的に必要性が薄れるので無意識にあまり噛まずに食事という人が多いのでしょう。
まず、よく「噛んで」食事することにどのようなメリットがあるでしょうか?ポイントをおさえていきましょう。
1.食べすぎ・肥満を防ぐことができる!
よく噛むことで満腹中枢が刺激され食べすぎ・肥満を防ぐことができます。食事の時間が限られていたり、柔らかく噛む必要性があまりないものに慣れたりすると、噛まないことが習慣化してしまうでしょう。また、内臓の消化も促されます。
2.唾液の分泌が多くなる!
過去の投稿で唾液が虫歯予防につながることをお伝えしました。噛む回数が少ないと唾液の分泌量は減少します。よく噛むことは虫歯予防に繋がります。
3.良い歯並びへの影響!
歯ごたえのあるものに限らず、日常的に食事でよく噛むことができていればあごの骨が丈夫に大きくなります。あごの骨が小さいと狭いスペースに歯が並ぶこととなり、歯並びが悪くなる可能性が高くなります。遺伝的な影響も少なからずあるとされますが、噛むことは良い歯並びへの大きな因子となります。
これだけ「噛む」ということにはメリットがあります。
では、よく「噛む」にはどのようにしたら良いのでしょうか?
簡単なものとして食事の食材を大きく切って調理するということがあげられます。あえて大きく切ることで噛む回数が増します。
普段、食べ慣れているメニューで取り組める為、取り組みしやすいでしょう。
最後に…
「よく噛む」というのは具体的に何回なのでしょうか?
一般的にひと口30回以上が理想とされます。
そんなに多いの!?と驚かれた方も多いかもしれません。
習慣にすることで意識せずとも「よく噛むこと」が当たり前になるでしょう。
まずは3食の食事で意識しながら食事することからスタートしてみましょう!
管理栄養士 横田