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こんにちは!
管理栄養士🥗の横田🌸です。
段々と日が長くなってきましたね。春はもう少しでしょうか。春の暖かさがうれしい反面、花粉症で辛くなりそうです…。
さて、今月も栄養に関するブログを書いていきます。先日、「糖」についてのセミナーを受けてきました。糖の影響について正しい知識を持つ、糖の過剰摂取をきちんと読み取る、糖質コントロールの提案という3つのポイントに着目した内容でした。今回は意外と知らない糖と切っても切り離せない関係のある「糖尿病」について取り上げます。
そもそも、糖尿病とは何なのでしょうか?
糖尿病とは、ぶどう糖の濃度を指す血糖値を下げる作用を持つホルモンのインスリンの作用が不足したり、作用してもうまく機能しなかったりすることで高血糖の状態が続く病気です。
その原因は、遺伝的要因に加え、環境的要因の肥満・過食・運動不足・ストレス・加齢・喫煙など様々です。代表的な症状として、喉が渇く・尿の回数が増える・体重の減少・疲れやすくなるなどがあげられます。体重の減少は良いことのように思えますが、一般的な食事量もしくは過多な状態でこの症状がある場合は糖尿病の症状の可能性があります。
糖尿病の最も恐ろしいことは上記の症状が続くことによって、様々な疾患を引き起こしやすくなるということです。代表的なものとして、腎臓の機能が低下する腎臓病、視力低下や最悪の場合失明に繋がる網膜症、自律神経や感覚神経などに障害が生まれる神経障害などがあげられます。
では、そんな恐ろしい糖尿病を防ぐためには、どのようにしたら良いでしょうか?原因にも記載したとおり、環境的な要因に気をつけることが重要です。
具体的には、食事と運動です。今回は食事について記載します。
食事は、主食・主菜・副菜を基本として朝・昼・夕の3食をきちんと摂ることが重要です。これにより必要な栄養素をバランスよく摂ることができます。また、朝食を摂ることで昼・夕食後の急激な血糖上昇を防ぎます。
また、どの品から食べるかという食事の順番が食後の血糖値に大いに関係しています。主菜(ごはん、パンなど)よりも先に野菜を食べることで糖の吸収速度を遅らせることができます。野菜は特に食物繊維を多く含むものが理想的です。食物繊維を多く含む野菜として小松菜、ブロッコリー、ほうれんそう、切り干し大根などがあげられます。また、野菜以外で食物繊維を多く含む食品としてしいたけ、えのきなどのきのこや納豆、ひじきなどがあげられます。
ここまで食事について意識する必要があるものをまとめました。基本的なことですが、毎日取り組むことは難しいかもしれません。
ご自身で取り入れやすいことから始めて、習慣化していきましょう。